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【6月市議会・一般質問】地域防犯活動の支援と発展、防火意識の醸成
人々の幸せを支援する図書館の役割について(市議会議員 武下 涼)

議場で示した「防災ガイドブック」内容の一例
議場で示した「防災ガイドブック」内容の一例
武下 地域防犯の取り組みにおいて、地域のみなさんの役割が大きい。一方、担い手不足は県内共通の課題。県の「防犯サポーター」との連携、また、正しい犬のしつけ講座をセットにした「わんわんパトロール」、学生防犯ボランティアとの協働の模索、ボランティア証明書を発行する仕組みなどを提案する。

市民生活部長 県と情報共有し、制度周知を図る。わんわんパトロールについてもまずは周知をしていく。学生防犯ボランティアは利点があることは認識する。

災害から身を守るための
わかりやすい情報発信を

武下 夜に北町で火災があった。地域火災に遭遇した市民が適切な行動がとれるよう地域火災対応ガイドブックなど必要と考えるが。

消防長 現在考えはないが、ホームページ、広報活動を充実させていきたい。

武下 複数あるハザードマップを含めた防災対策のためのツール、避難支援の仕組みなど一覧にして、市民が様々ある情報を把握できる防災ガイドブックを作成する考えはないか。

市民生活部長 議員、提示の資料だが、例えばホームページにガイドブックの目次のようなものを設置するなど、考えていきたい。

武下 市民が利用する仕組みとして、避難行動要支援者避難支援と避難困難者情報提供カードとがある。ホームページ上でも、仕組みについてもわかりづらく、改善を求める。また、要支援者避難支援について、妊産婦への方や認知症の方を支援するため、東京都・北区では、専門分野の職員が集まって作成した支援のためのマニュアルがある。本市もマニュアル等、情報提供に努めていただきたい。

消防長 火災現場に特化したのが避難困難者情報提供カードだが、分かりやすくする工夫を考える。

市民生活部長 要支援者避難支援制度の導入以来、年数も経っており、今後開催する予定の避難所運営協議会の中で、制度の周知など行っていく。

◆その他、「今の図書館の空間が好きな市民もいる。新図書館に向けては、そうした声も大切にしていただきたい」と要望。