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【7月臨時議会・開会】新型コロナ・物価高騰緊急対策・第7弾 補正予算を審議
臨時議会開会される

7月臨時議会が20日に開会しました(会期は22日まで)。本議会には2022年度一般会計補正予算と水道事業会計補正予算2件が提案されました。

12日に行われた議員への議案説明では、頼高市長が提案説明を行い、新型コロナウイルスの影響や物価高騰の影響で市民の暮らしや営業が深刻であり、蕨市として「新型コロナ・物価高騰緊急対策第7弾」に取り組むと表明しました。なお提案される一般会計補正予算の主な内容は、緊急対策第7弾にかかわるものです。

第7弾では、長引くコロナ禍、物価高騰から市民生活と事業者の営業を守るため、ひとり親家庭への臨時給付金や学校給食費負担軽減、水道基本料金(2か月分)の無料化、暮らし応援券「織りなすクーポン」支給事業、PayPayと連携したポイント還元、燃料費高騰対策支援金など、切れ目のない支援を行うこととし、総事業費は約6億7400万円となります。

なお、新型コロナ・物価高騰緊急対策(第7弾)の詳細内容やこの間の検討過程などについて20日の本会議で鈴木議員が質疑を行い、各委員会では、それぞれ所管する議案について審議が行われました。

次号の民主わらびで、内容について報告を行います。

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蕨市新型コロナ・物価高騰緊急対策 (第7弾)
 総事業費 6億7,431万円(第1弾〜第7弾の総計で26億1,583万円)

○ひとり親家庭等支援臨時給付金第3弾

児童扶養手当受給家庭に子ども1人あたり2万円の臨時給付金を給付 900万円

○学校給食費負担軽減事業 1,261万円
食材費高騰に対応し、保護者負担を増加させることなく、 学校給食の質と量を確保し、 児童生徒に提供

○水道基本料金の無料化 8,411万円
市内の全ての家庭、 事業所の水道料金について、 基本料金を2か月分無料化 ✳錦町・北町・塚越地域は9月検針分(7・8月分)、中央・南町地域は10月検針分(8・9月分)が対象

○地域活性化・消費者応援事業第3弾 6123万円
地域経済の活性化と消費者応援を図るため、 PayPay 株式会社と連携し、スマホ決済を活用したポイント還元(20%)キャンペーンを11月実施

〇暮らし応援券 「織りなすクーポン」 支給事業 4億3,023万円
全世帯の家計を応援し、 市内の消費拡大を通じて、地域経済の活性化、市内事業所への支援を図るため、全市民に 1人 5,000円の暮らし応援券「織りなすクーポン」 を支給
12月から来年2月まで実施予定共通クーポン 3,000円 (全ての取扱店利用可能)+専用クーポン2,000円 (大型店以外の取扱店で利用可能)

○燃料費高騰対策支援金 444万円
燃料費高騰に伴う経済的な負担を軽減するため、 市内運送事業所に対し、1事業所あたり10万円(個人事業主は5万円) 利用者を送迎している市内介護サービス事業所及び障害福祉サービス事業所に対し、1事業所あたり3万円を支給

その他事業
市内商店購入促進事業 (100万円)、保育園・学童保育室等の感染症対策消耗品など必要経費への対応 (2,360万円) 、保育園・学童保育室の蛇口の自動水栓化やトイレ改修 (2,655万円)、 保育施設のICT化 (1,548万円)、自宅療養者支援事業 (510万円)、 救急活動用資機材 (酸素ボンベ) の拡充 (96万円)
《財源に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金 (3億8,855万1千円) 等を活用》