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【9月市議会・一般質問】多様な行政課題への対応と体制について(市議会議員 武下涼)

多様な人材活躍とジェンダー視点に立った政策事業
武下 防災担当部署への女性職員の配置がゼロかそうでないかによって、各種マニュアルの記載事項の充実などにも違いが出るなど、ジェンダーの視点から自治体の防災体制と防災政策の質を明らかにした研究で指
摘されているが、本市の状況はどうか。
市民生活部長 現在は男性のみだが、そういうなかでも、災害時の女性が利用する大型の災害トイレの導入、災害時の炊き出しの改善策では、レトルトのパックに置き換えるなどは男性職員が進めている。男性職員しかいない状況であれば、その状態の中で最大限の配慮をしていきたい。

武下 改善に向けて工夫していることは理解した。総務部には、本市人財育成方針及び特定事業主計画を、ジェンダー視点に立ってより踏み込んだ方針・計画を設定いただきたい。また、統計蕨を用いて15年間の課別職員数の推移を出したが、女性職員の配置の偏りが見られる。本市の受験者数の割合などはどのようか。
総務部長 人事配置において一定の制約があるところだが、女性職員の割合はできる限り高めていき、採用促進のあらたな取り組み、また、人材育成方針については、ジェンダー平等の視点を踏まえ、検討していく。

住居表示案内板の活用について
武下 住居表示案内板について、他の自治体で避難所案内を兼ねてリニューアルするなど活用している。北町1丁目の案内板が撤去されたが、どのように検討されたのか。
市民生活部長 劣化が激しいもの、倒壊の危険性が高いものが撤去の対象となる。住居表示案内板の役割などあらためて考え直す時期が来ていると認識している。

公園空間をだれもが享受できる取り組みの推進
武下 「公園マップ」を提案する。
都市整備部長 検討する。