index
【12月市議会・一般質問】高齢者支援・見守り体制の拡充を(市議会議員 鈴木さとし)

鈴木 コロナ禍による外出機会減少等の影響で認知症への不安が増加している。地域包括支援センターへの認知症に関する相談件数の推移はどうか。
健康福祉部長 令和元年度から741件、804件、1759件と増加。

鈴木 ニーズは増加しており、一人暮らし等の場合はより深刻。高齢者等の見守りの取り組み状況は。
健康福祉部長 社会福祉協議会各支部での愛の給食、民生委員や地域住民による見守り活動の他、町会、高齢者クラブ等の取り組み、孤立死防止を目的とする事業者との「見守りネットワーク活動に関する協定」、地域包括支援センターを中心とする見守り、福祉連絡システム、安否確認を行う配食サービスを行っている。

鈴木 包括支援センターの体制拡充を要望する。また、事業者と市民なども含むネットワークが必要。他市ではNPOによる見守り等の事例もあるが、 市の事業として検討する考えは。
健康福祉部長 コミュニティを活性化させ、新たな見守りの蕨市版というものが構築できるよう、他市の事例を含め研究したい。

鈴木 市長の見解はどうか。
??市長 超高齢社会は日本全体が抱える課題。一人暮らし高齢者や認知症の対応等は重要。昨年の3か所目の包括支援センター設置は大きな改善につながっている。いきいき百歳体操、社協の有償ボランティアなど、多様なチャンネルを使って認知症支援、見守りにつなげていきたい。

物価高騰対策と市内事業者支援

鈴木 対策第7弾の対象とならない事業者に支援を行う考えは。また、複雑な社会状況の中で事業者に寄り添った支援が必要。リニューアル助成の検討状況は。
市民生活部長 感染状況や事業者等の経営環境の他、これまでのコロナ対策支援事業の実施結果等を踏まえ必要な支援を検討していく。リニューアル助成は、改装費の一部を補助し、専門家のアドバイス等を行うもの。令和5年度からの実施に向け商工会議所と協議しながら検討をすすめている。

◆他に、学校でのコロナ対策と教職員の負担等を質問