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【12月市議会・一般質問】生きる力を育む食育の推進(市議会議員 武下涼)

武下 食育推進施策は、公的機関等や地域の取り組みの発展や支援、多様な連携が必要と考える。また、「オーガニック給食」の実施自治体が広がり始めている。有機農産物・食品の効果や学校給食・保育所等に導入するにあたり、課題があるとすればどのようなことが考えられるか。
健康福祉部長 有機農産物・食品の効果として、国の基準に基づき、化学的に合成された肥料、農薬の使用を避け、環境負荷をできる限り少なくする方法で、生産され、自然資源の循環によって支えられ、人にも環境にも優しい農産物食品であると考える。保育所の給食に導入する課題は、現在の有機農産物食品は生産流通量が少なく、安定した供給が見込めるかどうかや食材費が上がることなどが課題として考えられる。教育部長 効果や課題については健康福祉部と同じである。調査研究していく。
武下 多様な連携推進として農政との連携も重要だと考える。本市食育推進の次期計画をより充実した内容にしていただきたい。
健康福祉部長 農政との関わりといった観点も留意し、内容の充実に努めたい。

◆蕨駅西口再開発事業における交通安全対策の強化を

武下 工事エリアの交通安全対策を強化してほしいという声を伺い、今回、交通量調査など行い現場を確認した。朝の通勤・通学時間帯は接触事故のリスクが高まると考え、一時的にでも道路標示等で、交通空間の快適性の確保を。
市民生活部長 通勤・通学の時間帯はかなりの人の数、自転車の数など承知している。まず、電柱幕を掲示しつつ、長いスパンで考え、道路標示なども合わせて考えていく。

武下 県整備計画以外については、北町1丁目の一方通行道路の侵入対策、自転車運転マナー対策の強化と蕨陸橋の逆走対策、中央3丁目の信号機のない交差点安全対策強化、劣化した路面標示の修繕など、引き続き対策の強化を求める。

◆ほかに 蕨市個人情報保護制度の市民関与と改正個人情報保護制度の変更点、市民の権利に関して、広報の充実を要望。