index
【12月市議会・一般質問】地球温暖化防止に思い切った対策を市長に問う
市議会議員 山脇紀子

桜並木遊歩道の老木となり安全が心配される桜の木
桜並木遊歩道の老木となり安全が心配される桜の木
山脇 気候危機打開や地球温暖化防止への意気込みや先進的なとりくみを期待するが市長の考えはどうか。
頼高市長 CO2削減は県平均15・8%に比べ蕨市は25・2%(2013年度比)と進んでいる。さらに充実発展させていく。第3次環境基本計画はカーボンニュートラルの大きな柱となる。市民と行政、事業者が一体となって取り組んでいける計画をつくっていきたい。思い切った施策を打ち出していきたい。日本一コンパクトなまちからカーボンニュートラルを発信していきたい。先進的な役割にたちとりくみをしていきたい。

◆ごみ収集とごみステーションについて
山脇 ごみの戸別収集への検討状況はどうか。
市民生活部長 事業内容の検討を行い、現在は2023年度秋頃の事業開始を目指す。
山脇 資源物収集かごが、高齢者にとっては重くて配置や片付けが大変であるとの声があるが、誰でも取り扱いやすいかごやネットへと改良する考えはどうか
部長 取り扱いやすいかごやネットへの改良は、新たな製品の情報収集に努め、最善な対応策を検討していく。

◆福祉入浴券を戸田市内の浴場でも利用できるよう拡充してほしい
健康福祉部長 戸田市中町にある「一の湯」に協力依頼をおこなってきたが、戸田市と蕨市の利用システムの違いから実現には至っていない。引き続き、利用の実現にむけ協議していく。

◆公園等の整備と安全管理について
山脇 公園や桜並木等はだいぶ時がたち、太い枯れ枝の落下や老木による倒木の心配が市民から指摘されている。公園や道路等の枯れ葉についても、市民の高齢化により清掃ができなくて困っているとの声が多数聞かれるようになった。公園等の樹木は定期的に安全点検や剪定をしてほしいとの要望が常にあるが、どのような対応がされているか。
都市整備部長 大木・老木化した樹木や、サクラやケヤキなどの落葉樹の数も多いため、今後においても、適正な樹木の保全を図りつつ、出来る限り近隣の皆様の負担が軽減されるよう、各公園等の状況に応じた対応を適宜実施していきたい。見守る樹木にはテープで目印を行う。