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【12月市議会・一般質問】視覚障害者が元気になる施策を(市議会議員 宮下奈美)

◆女性の創業支援の充実を
宮下 女性の方から「来年(2023年)蕨市の実家を事業所に起業したい。東京都は女性への補助金があると聞いたが埼玉や蕨はないようだが・・」という相談を受けた。女性の創業はダイバーシティの観点からも推進すべき。国の男女共同参画の中でも「女性の経済的自立や女性が尊厳と誇りを持って生きられる社会の実現を目指す」と言われている。補助金や助成金制度についてはどのようか。

市民生活部長 女性の創業に限った制度ではないが、上限200万円の国の小規模事業者持続化補助金のメニューで申請した状況は、2019年度申請1・採択0件、2020年度申請1・採択1件。県では2021年度から開始した新しい技術やアイデアにより社会課題の解決を図る、上限100万円の「社会課題の解決につながる創業支援事業」補助金があり市内では2021年度に申請1件で不採択となっている。本市では、空き店舗を活用して創業を目指す方向けに空き店舗有効活用事業助成金制度があり、店舗改修に50万円、広告宣伝費用として10万円を上限に活用するもの。2020年度1件、2022年度は4件の申請。

宮下 コロナ禍ということもあり特に女性の働く場について困難があることを指摘し、例えば、コワーキングスペースを自治体で運営し女性起業者へ優先して貸し出す制度を創設してはどうか。また、女性起業者に開業資金を支援する制度はどうか。新たな制度として提案する。
◆視覚障害者が元気になる施策を 当事者市民から日常生活の切実な悩みが寄せられました。移動支援や同行援護、緊急時の福祉連絡システム、日常生活介助やCDデッキ、時計や体温計等の支給サービスなど受給できるか、市の説明書きが見ることのできない視覚障害者は理解するのに困難があることを指摘し(仮称)「視覚障害者が受けれるサービス CD版」を「やさしい日本語」を使っての作成を要望しました。

◆他に、「お年寄りの居場所づくり」を質問。主に松原会館の玄関先にソファやマッサージ機等設置の要望をしました。