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みんなで未来へつなぐ 快適で持続可能なまち
蕨市環境審議会報告 市議会議員 やまわき紀子

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1月23日、第2回蕨市環境審議会が行われました。市議会の環境福祉経済常任委員会委員長として審議会委員に選任され出席しています。

現行の環境基本計画(第2次)は、2022年度末で期限を迎えるため、2023年度から始まる第3次蕨市環境基本計画の策定を前回の会議で頼高市長から諮問をうけ審議しています。
この計画は、今後、蕨市において、多様化する環境課題の解消にむけ、さらには地球温暖化に対し温暖化を軽減するための緩和策として「蕨市地球温暖化対策実行計画」、温暖化の影響に対応するための適応策として「蕨市気候変動適応計画」を本計画に内包し策定します。

今回で2回目となる会議の議題では、環境像について、施策の体系や各種環境施策について、素案の構成について説明をうけ議論されました。

環境像では「みんなで未来へつなぐ 快適で持続可能なまち わらび〜日本一のエコシティわらびへ〜」と決定。基本目標に?みんなで実現する脱炭素のまち?みんなでつくる資源循環のまち?みんなで守る安心して暮らせる快適なまち?みんなで育む人と緑が共生できるまち?みんなで進めるエコ・コミュニティのまちの5つの目標毎に細かく取り組み方針が提案されました。

新しい施策の中で重点ポロジェクトの主な点は以下の通りです。
☆再エネ・省エネ対策
☆地球温暖化対策設置費補助金の拡充(蓄電池設備への新たに補助)、再エネ電力の購入の拡充、電気使用量のみえる化
☆エコパワーステーション(仮称)の導入☆ソーラー蓄電池ステーション
☆CO2削減対策☆カーボンオフセット次事業、電気自動車の促進
☆エコ活動☆シェアサイクル事業、リサイクル品回収ボックスの導入。
 これに対して、電気自動車の充電スポットが少ない段階で促進を打ち出しても厳しいのではないか、シャアサイクルをはじめるなら各公民館に設置を検討してほしい、「折り畳み式もやすごみ回収ボックス」の導入と一緒に資源ボミの重い籠についても検討してほしいなどの意見も出されました。

今回示された提案では日本共産党が要望してきた点が反映されたものもあります。一方で、さらに多方面からの議論が必要な課題などもあると感じました。

今後、パブリックコメントは2月9日〜3月2日まで。環境基本計画案の説明会は2月19日14時から中央公民館1階集会室で行われます。だれでも参加できますので、ぜひ、市民の皆さんに身近な環境にかかわる問題ですのでぜひご意見やご要望を出していただきたいと思います。

次回は市民のみなさんからの基本計画に市民のみなさんの意見を反映して頼高市長に答申を行う予定です。