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【3月市議会・代表質問】市民の願いが生きる2023年度予算案に質問 代表質問2 (市議会議員 鈴木さとし) 

今週は、一般会計予算案に計上された日本共産党市議団の要望事項や、新規事業、拡充事業について、答弁で示された内容の一部を紹介します。なお、「くらしに安心」にかかわる緊急対策第8弾と新型コロナワクチン接種、「未来に希望を」3大プロジェクト、「選ばれるまち」へ加速する3つの重点事業については、2月12日付、26日付、3月5日付の記事を参照してください。
 
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スマートウェルネスシティ
 第3次健康アップ計画の中で位置づけていく施策。「健幸」につながる取り組みとして、本市の平坦な特性を生かし、住んでいるだけで「歩いてしまう、歩き続けてしまう」ような都市モデルをめざす。

地球温暖化対策設備等設置費補助金の拡充
 「再エネ・省エネ加速化プロジェクト」の一環。家庭向け太陽光発電システムの補助金を現行の10万円から15万円に拡充し、定置リチウムイオン蓄電池15万円、電気自動車15万円などを対象に加える。太陽光発電などは市内事業者も対象に補助。さらに同一年度内の複数補助メニューの申請も可とするなど利用促進につなげたい。

福祉連絡システムの拡充
 市が通報機器をリースで借り上げ、業者が設置し、通報対応などを社会福祉協議会に委託していたものを、他自治体で実績のある民間業者に一括して委託。固定電話回線がなくとも利用できる無線型の設置が可能となる。派遣員は普通救命講習等を受講した駆けつけ員。

10か月児健康診査
 現行の4か月、1歳6か月、3歳6か月、4歳6か月に加え、10か月児健診を追加。適切な保健指導の機会が増え、乳児の健やかな発育と発達、育児支援の拡充につながる。

ごみ収集?折りたたみ式もやすごみ回収ボックス貸与
 20世帯程度のごみを想定した710リットルタイプと10世帯以下を想定した470リットルタイプの2種類を用意し、各町会の要望に応じて希望するサイズを貸与。利便性や管理の仕方、作業効率、カラス対策などの検証を行い、本格的導入が可能か調査する。

ごみ収集?ふれあい収集
 自宅からごみステーションまで、ごみを出すことが著しく困難で、他の福祉サービスや親族や近隣の協力を得られないという高齢者・障がい者世帯を対象に、委託業者が指定日に対象者宅前に出されたごみをごみステーションに運ぶ。4月以降に説明会などの周知を行い、10月の事業開始を予定。70世帯程度を想定。

魅力ある店舗づくりの支援
 地域課題の解決や集客力などの向上を図るために魅力ある店舗づくりに取り組む事業者の店舗改修や物品購入費用に対し30万円、対象経費の3分の2を限度に補助する。省エネ対策、バリアフリー化、感染対策、SDGS・DXなどへの対応などの地域課題に即したもの、照明や看板、壁紙工事など魅力向上につなげるものまで幅広い用途に利用可能。専門家の企業診断や商工会議所の伴奏型支援といった総合的な支援を受けながら改修計画を立てるど、きめ細かな対応を図る。

公園及び街路の樹木剪定の「集中的な措置」
 公園等の樹木の大木化、老朽化等に伴う見通しや景観の悪化、落ち枝や倒木の危険性の増大等の課題に対し、状況に応じた強剪定や間伐などを集中的に一定期間をかけて実施する。

体育館空調設備設置工事
東小・南小で設置工事。これまでと同様に輻射式ハイブリッド型エアコンを整備する。後期は夏休み期間を中心に3〜4か月程度。

小・中学校トイレ改修
西小・塚越小・中央小・二中において、トイレの洋式化と床のドライ化を実施。工期は夏休み中。今年度で全学校の洋式化率が50%を超える。今後も計画的な改修に取り組む。

女子サッカー教室
アニメ「さよなら私のクラマー」と連携した「女子サッカーを応援するまち」の取り組みの一環。興味があっても環境が身近になかった児童の活動の場・受け皿となり、女子サッカーの競技人口の増加につなぐことを目的に実施。女子児童20人程度を対象に週1回のペースを考えている。