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【3月市議会・質疑】錦町土地区画整理事業特別会計予算質疑(市議会議員 宮下奈美)

2月28日、2023年度錦町土地区画整理特別会計予算質疑を行いました。質疑の中で明らかになった主な内容は以下の通りです。

新年度の事業内容について

 国からの補助金や交付金をはじめ、街路築造や公共事業の市のお金も活用し、市からの繰り入れ金も増額するなど財源の確保に努める。前年度比100万円増の予算総額14億5800万円の事業規模。
 家屋移転は6丁目地内の旧中山道エリアをはじめ5丁目西小南東側、3丁目国道17号西側の3箇所での計21棟の家屋移転。その他ガス、電気などの供給施設の移転などを計画している。
 街路築造工事として移転予定箇所を中心に17路線、整備延長857メートルの施工を予定するほか3棟6世帯分の仮設住宅の整備を予定している。

事業進捗にあたっての課題について

 事業を計画的かつ円滑に進めていくためには、権利者の理解、協力が必要不可欠であり仮換地指定や家屋移転に向けて丁寧に対応していくこと。また、着実に事業を推進していくために財源の安定的な確保が必要となることから国からの補正を含めた予算や補助金を積極的に活用し市の財源も有効に活用するなど安定的な財源確保に努めることがわかりました。

 今回の質疑を通して、よりたか市長からは、3・11震災後、国からの補助金が大幅に減額した影響があるなかでも蕨市からの繰り入れ金は毎年減額ぜずに行っていること、錦町区画整理について、引き続き、積極的かつ着実に進めていきたい意向が強く示されました。