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【3月市議会・一般質問】物価高騰からくらし守る相談・支援の拡充を(市議会議員 鈴木智)

鈴木 物価高騰の影響は深刻。とりわけ収入増が期待できない年金生活者の方などの不安は大きく、くらしに関わる相談が増加している。市の生活困窮などの相談窓口はどのようか。相談窓口を明確にした広報が必要と考えるがどうか。
健康福祉部長 生活自立相談センターを設置し相談・支援を行っている。相談は包括的に受け止め、内容に応じて必要な窓口に繋ぐなど、関係機関と緊密な連携を図っている。生活困窮の総合的な相談窓口として引き続き広報に努める。

鈴木 「お困りの方は相談を」との日常的な呼びかけが重要。市ホームページでは常に先頭近くでの表示を要望する。ところで、民間賃貸住宅家賃助成などの制度を、非課税と同等の状況で利用できるよう要件緩和を検討してはどうか。
健康福祉部長 支援策の一つとして有効だが、要件の基準やその根拠を慎重に検討する必要がある。先進事例など調査研究したい。

◆障がい者入所施設の整備、住まいの確保を

鈴木 障がい者入所施設の市内待機者数はどうか。
健康福祉部長 1月1日現在、知的障害がある方21人、身体障害がある方が1人。やや増加傾向にある。

鈴木 市内・近隣への整備に関する研究・検討の状況、及び今後の対応はどうか。
健康福祉部長 今年度は、近隣自治体や二つの社会福祉法人と入所整備に向け情報交換を行った。整備主体となる法人、土地、建設資金の確保が課題。対応できる可能性のあるものは引き続き研究検討に努めたい。

市長 介助する家族の方が高齢となるなどの事情もあり切実な問題と認識。施設の運営事業者などともより踏み込んだ検討・協議をしてきたが、土地の問題が最大の課題となっている。市内、近隣での整備の可能性については努力を継続する。また、やむを得ず遠くの施設を利用する際の支援(交通費など)の在り方についても検討したい。

◆安全で快適な住環境を
寄せられた要望から「防犯灯の拡充・整備」「空地・空家対策の拡充」「自転車の利便性を生かしたまちづくり」について質問しました。