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【3月市議会・質疑】ヤングケアラー支援条例の目的や意義を質問(市議会議員 やまわき紀子)

ヤングケアラーとは、 家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を 引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている、18歳未満の子どものことをいいます。若者ケアラーとは、18歳〜おおむね30歳代までのケアラーと想定しています。
やまわき 条例制定の目的と意義についてはどうか
健康福祉部長 全てのヤングケアラーが自分らしく、健康で文化的な生活を営み、健全に成長することができるよう地域社会全体で支援していくことを目的とする。多くのヤングケアラーが適切な支援に早期につながるよう取り組みを推進するもの。
やまわき ヤングケアラーの把握についてはどのように行う考えか。現状についての実態把握はできているか
部長 ヤングケアラーを発見しやすい立場にある学校や関係機関からの情報をこども家庭センター「わらここ」が集約し、調査及び関係機関との連絡調整を通じて、ヤングケアラーの実態を把握するものとしており、今後、学校や関係機関へ、ヤングケアラーの相談支援体制等についての周知と情報提供依頼を行う。市内小中学校へ啓発ポスターを掲示、動画及び相談先が掲載されている市ホームページのQRコードが入ったカードの配布を行う。今現在、本市において把握している児童はいません。学校や関係機関などが入り口となり、支援の対象であるべき子どもに客観的に気付けるようアセスメントシート等の活用により、把握に努める。やまわき ヤングケアラーであると発見された場合の相談窓口の明確化や支援方法はどのようかお聞きします。
部長 こども家庭センター「わらここ」が情報を集約できるよう、相談窓口について整理する。支援方法は、本人の意見を尊重しながら、子育て世帯訪問支援事業やその他の福祉サービスの利用へつなげるなどして、ケア負担の軽減を図るとともに、ヤングケアラーが抱える様々な悩みなどの相談にも対応していく。