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核兵器廃絶・戦争のない世界を訴え
国民平和大行進に71名参加

1958年に始まり、今年で41回目を迎える原水爆禁止国民平和大行進が、7月22日(土)に蕨で取り組まれました。今年は5月6日に東京夢の島と北海道礼文島をスタートして、八月の原水爆禁止世界大会(広島・長崎)にむけて全国11幹線で実施され、埼玉では、この日が最終日となり、翌日には東京に引き継がれました。
この日は若者から車椅子に乗った方まで、平和を願う幅広い年代が11団体から71名が参加しました。
蕨市役所では開会挨拶では炭谷巴之助わらび原水協会長が「参加の皆さんの一歩一歩が世界の世論、蕨の世論を作ることになる」と述べました。山脇紀子副会長から市長のメッセージが紹介された後、原水爆禁止世界大会に参加する六名の代表の紹介がありました。
また、北海道から通し行進をしている柴崎康夫さんが紹介されました。柴崎さんは「北海道から歩いて78日目になる。平和の心を広島までつないで行きたい」と述べられました。
蕨市役所から錦町・北町を通っての約3・6qのコースを「核兵器のない世界をつくろう」「憲法を守れ」とシュプレヒコールをあげながら、色とりどりの旗を掲げながら行進しました。窓を開けて「頑張って」との声援が多く寄せられました。
この行進に先立って、実行委員会では21日に蕨市に対して協力要請の申し入れを行いました。対応した助役は、平和宣言塔の設置など要請項目に対しては「検討します」と答弁。募金、ペナント署名に応じ、市長からのメッセージが手渡されました。