index
わらび9条の会 錦町『戦争体験を語るつどい』開かれる

わらび9条の会は6月24日、西公民館にて『戦争体験を語るつどい』を開催しました。
錦町在住の3人が、それぞれの戦争体験について話しました。当時の日記を振り返りながら、食べ物に困窮し衛生状態も悪かった疎開生活を語った辺見知世子さん、空襲で家を焼かれて命からがら逃げ回り、戦後も肉親の死と食料難で苦しい生活を強いられたという田村輝さん、シベリアに抑留され、運よく生き残ってきたが過酷な環境のもと息絶えた仲間のことを思い出し、涙ながらに平和の大切さを訴えていた小宮幸雄さん。
その後、事務局より全国規模で憲法9条を守る運動が広がっていることや、自民党・新憲法草案の問題点についての指摘がありました。参加者からは、「若者に関心を持ってもらうためにはどうしたらよいか」などの声が寄せられました。
貴重な梅雨の晴れ間の中、青年から戦争経験世代まで32人が参加。往時をしのんで用意されたスイトンも大好評でした。