怒りと要求をもちより集まった「年金者一揆」
10・18年金者中央集会に2500人
全日本年金者組合では、年金生活者や高齢者に次々 と襲いかかる増税に、「もう黙っていられない!この思いを安部内閣にぶつけよう」と十月十八日(水)、「年金者一揆2006中央集会」を日比谷野外音楽堂で開催しました。蕨からも三十名余の参加者が、オレンジのジャンパーや、手作りの帽子、要求プラカードや、うちわを持ち寄りました。日本共産党のやまわき市議も一緒に参加しました。
中央集会では、各都県の出し物や、太鼓、ソーラン節が披露されたあと、森信幸委員長が挨拶し、各地で最低保障年金制度創設を求める署名や宣伝、仲間増やしをすすめてきたと報告し、「いま年金者組合の出番のとき。大増税やめろ、最低保障年金制度をつくれという切実な要求で、世論を結集しよう」と呼びかけました。リレートークでは、各都県から低年金・無年金者の叫びや、各地の運動の報告がされました。連帯の挨拶では、日本共産党の小池晃参院議員がかけつけ、「高齢者からリハビリをも取り上げ、命の再チャレンジまで奪っている。米軍基地の移転費用3兆円もあるなら、年金・医療に回せ。本当に安心できる平和な日本をご一緒につくりましょう」と訴えました。
応募された年金者一揆むしろ旗川柳は、「絞るほどシャンと立つぞよ古雑巾」が優秀作品と選ばれ、参加者からは「そうだー」とのかけ声があがりました。
集会後、厚生労働省に請願行動と銀座パレードが行われました。「立ち上がろう。世直しだ」との訴えに「オッー」の元気な声が響きました。むしろ旗やのぼり、オレンジのジャンパーや帽子で行進し、オレンジウェーブで銀座を包囲しました。
年金者組合蕨支部では、中央集会に先立ち、十三日には組合員十二名の参加で、蕨駅西口で「最低保障年金制度の創設を求める署名」を集めました。わずか一時間の行動で六五筆の署名が集まりました。
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