第二回蕨市国民保護協議会が開催され、国民保護に関する蕨市計画案が示される
第二回蕨市国民保護協議会が十一月九日に開催され、「国民保護に関する蕨市計画」の事務局案(原案と称している)が示されました。
七十一ページに及ぶ「原案」が当日配布(用語集は間に合わず)され、「明日(十一月十日)から十二月十日までこの冊子を市役所の市民室および公民館に置き、市民の意見を募集するので、委員の皆さんも意見をお寄せください」ということと、「出された意見に対する回答と意見を取り入れた場合の修正案を一月中旬に開催する第三回協議会に素案として示し、三月上旬に計画書を決定したい」というスケジュールが説明されました。
志村茂委員は、「本日資料が配られたばかりなので、まず読んでからにしたい」「市民と同じレベルで意見の提出が求められ、それに市(事務局)が回答するというのでは、何のために委員に選ばれたのか分からない。せっかく委員に選ばれたのだからしっかり勉強して、出された意見については議論をし、結論を出すべきだ」と述べました。
協議会の会長(田中市長)は、「私も今日始めて見る。重要な内容なので勉強会を行う必要があるかな」「計画書は三月までに作らなければいけない」と述べたので、志村委員が「計画書の作成を急ぐべきではない。三月までに作るというのは誰が決めたのか」と聞くと、委員でもある担当部長から「国・県から三月末までに作成するよう指導がきている。リミットが決まっている」との発言がありました。
国・県の言い成りで性急な事の運び方をしてはいけません。
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