自転車対策審議会が開催
1月21日、今年度2回目となる自転車対策審議会が開催されました。
この日は、11月14日〜15日に行なわれた東口の自転車撤去とバリケード設置の取組みなど、この間の報告がされた後、自転車放置防止条例の見直しについて審議が行なわれました。
大きな二つの見直し点のうち、第一点目は、駅から200メートル以内をめどに安全歩行区域を設定し、自転車の乗り入れの自粛を求めることにより、歩行者の安全を図るというものです。委員からは「安全に主眼があるのか、放置自転車防止に主眼があるのか曖昧」「実効性に疑問」などの意見や質問が相次ぎ、委員として出席した鈴木智議員も「自粛」の内容を中心に質問しました。また、より積極的な規制を求める立場からは「放置自転車をなくすためには自転車の前面乗り入れ禁止もやるべき」との意見も出されました。これらに対し、職員からは、安全対策上も放置自転車をなくす上でも検討してきたこと、本来は乗り入れ禁止にしたかったが法律上できなかったこと、「自粛」とは歩行者がいるときには気をつけてもらうということ、などの説明がありましたが、審議会としては、「自粛」の文言や内容を中心に、改めて検討してもらうことで一致しました。
第二点目は、すでに自転車としての機能を喪失している放置自転車については、現行の保管手続きを変え廃棄処分するというもの。鈴木委員は、盗難のケースでの対応などについて質問し、警察への紹介など手続きを踏む旨、説明を受けました。この件については、審議会として同意しました。
また、この日には、これまで日本共産党が一般質問の中などで求めてきた、川口市へも自転車駐車場の増設を求めていくことが、具体的に協議され始めていることなども紹介されました。