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内科と耳鼻咽喉科で医師不足 - 病院審議会開かれる

蕨市立病院運営審議会が16日に開かれ、梶原秀明市議が委員として参加しました。議題は05年度決算と主な事業。病院会計は約689万円の損失で、12年ぶりの赤字。約6億2千万円の利益剰余金で処理すると報告されました。耳鼻咽喉科と内科で医師が不足し、患者が減っていることが一つの要因。医師確保のめどがなかなか立たないが努力していきたいと、病院事務局から説明されました。

梶原市議は、@全国的に医師不足になっている産科と小児科の状況、A医師の確保対策、B病院建物の耐震対策について質問しました。病院長から説明があり、@幸いなことに市立病院では産科と小児科の医師不足はない事、A医師の確保先を一つにしぼるのは無理があり、派遣会社にも依頼している事。小児科の休日夜間診療について、4月以降、当直専門医師を雇えそうな見込みである事。B(耐震化には建て替えしか策はなく)新病院建設の青写真を今度1年かけて作りたい、などの報告でした。

日本共産党は2月7日に「深刻な医師不足を打開し、「医療崩壊」から地域をまもる提案」を発表し、全国各地の自治体や医師会とも共同を広げています。「提案」はホームページwww.jcp.or.jpでも参照できます。