核兵器廃絶・戦争のない世界を訴え
国民平和大行進に65名参加
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商店街を元気よく平和行進する
参加者 |
1958年に始まり、今年で50回目を迎える原水爆禁止国民平和大行進が、7月6日(金)に蕨で取り組まれました。今年は東京夢の島と北海道礼文島をスタートして、8月の原水爆禁止世界大会(広島・長崎)にむけて全国11幹線で実施され、埼玉では、70市町村すべてを継いで行進し、7月23日に東京へ引き継がれます。
この日は天気もよく暑い日でしたが、赤ちゃんから年配の方まで、平和を願う幅広い世代、11団体から65名が参加しました。
蕨市役所での出発式では開会挨拶に炭谷巴之助わらび原水協会長が「参加の皆さんの一歩一歩が世界の世論、蕨の世論を作ることになる」と述べました。頼高英雄蕨市長も参加し、「核兵器廃絶の願いを、草の根からの市民の皆さんの運動でさらに広げていただきたい」と歓迎の挨拶をしました。最後に、原水爆禁止世界大会にすでに参加が決まっている3名の代表の紹介がありました。
蕨市役所から南町・塚越を通っての約4・5qのコースを「核兵器のない世界をつくろう」「憲法改悪反対」「自衛隊はイラクから帰ってこい」とシュプレヒコールをあげながら、色とりどりの旗を掲げながら元気よく行進しました。商店街ではお店から多くの人が出てきて「頑張って」との声援が寄せられました。日本共産党の志村・山脇・鈴木・梶原各市議も最後まで行進に参加しました。
この行進に先立って、実行委員会では蕨市に対して協力要請の申し入れを行いました。
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頼高蕨市長と交渉する国民平和
大行進実行委員会 |
主な要請内容は、@慰霊鐘つき祭に出席下さいA平和都市宣言塔を蕨市に設置して下さいB広島・長崎市主催の平和記念式典へ代表派遣をして下さい。など8点の要請項目でした。実行委員会からは9名が参加し、市当局からは、頼高市長、総務部長以下4名の職員が参加しました。
参加者からの思いに対し、頼高市長は「鐘つき祭には出席をする。宣言塔については研究していきたい。平和記念式典については、予算の時期に検討する」などこれまでになく積極的な回答がされました。また、募金、ペナント、核兵器廃絶署名にも応じていただきました。
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