index
第42回わらび原爆死没者慰霊鐘つき祭
市民71名が集う

画像

 1945年8月、広島・長崎に原爆が投下され、広島、長崎では約21万人もの尊い命を奪いました。被爆62年目の8月6日(月)、午前8時から長泉院(おしゃみ)において第42回目となる原爆死没者慰霊鐘つき祭が開かれました。
 開会は原水爆禁止蕨市協議会の炭谷巴之助会長から「42年前に地域から核兵器をなくそうとの願いをこめ、鐘つきをはじめた。広島では十数万人が犠牲となった。核兵器をめぐっては今なお緊張した状況は続いている。一人ひとりが心を合わせ、核兵器をなくそうとの願いをこめた慰霊祭にしたい」と挨拶しました。その後、市長として初めて参加した頼高英雄市長が挨拶し、「核兵器廃絶の運動はますます重要である。蕨市でも平和都市宣言を制定している。草の根からの取り組みを続けていきたい」と述べました。明日からの原水禁世界大会・長崎への参加する蕨代表団を紹介。しらさぎ会の服部道子さんも挨拶し、「久間前防衛大臣のしょうがない発言には涙がでるほどくやしい。原爆がどんなに恐ろしいか政府はわかっていない。あと何年生きられるかわからないが、あの日を二度と繰り返さないよう核兵器廃絶の為にがんばりましょう」と訴えました。わらび9条の会から活動報告や行動の呼びかけもされました。
画像
 8時15分になり1分間の黙祷をささげ、参加者はそれぞれ鐘つきを行い、被爆者への冥福を祈りました。日本共産党蕨市議団も全員参加しました。