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08年度蕨市予算編成に対して要望書手渡す

市長に予算要望書を手渡す日本共産党蕨市議団(左からかじわら、やまわき、鈴木、志村各市議)
市長に予算要望書を手渡す日本共産党蕨市議団
(左からかじわら、やまわき、鈴木、志村各市議)
日本共産党蕨市議団が
08年度予算編成に対する要望書を頼高市長に手渡す

 日本共産党蕨市議団は11月9日、頼高市長に会い、来年度の蕨市予算編成に対する要望書を手渡して懇談しました。
 要望項目は294項目に及びますが、その中の15項目の重点要望について志村茂団長から説明を行いました。
 国保税について値上げをしないと表明した市長の姿勢を高く評価するが、さらに減免制度の拡充と資格証明書の発行をやめること、蕨駅西口再開発事業と中央第一区画整理事業は市長が表明している通り大幅見直しを行うこと、介護保険による負担増に対する軽減措置など高齢者福祉を充実すること、障害者自立支援法により負担増となった低所得者への支援や施設整備など障害者福祉を充実すること、安心して子育てができるように各種施策を実施すること、人権に配慮して生活保護行政を進めること、市独自に35人以下学級を実施すること、校舎を含む公共施設の耐震化と補修を早期に実施すること、水害対策と公園の維持管理を強化すること、市道の改修を計画的に行うこと、蕨駅にエレベーターを設置することを引き続き提案してもらいたいこと、駐輪場の増設など駅周辺の放置自転車対策を強化すること、錦町区画整理事業を促進すること、を求めました。
 頼高市長は、多くのものが自分の考えと一致していると述べ、前向きに取り組んでいくことを表明しました。しかし、戸田競艇からの配分金が今年度より減ることや、市税収入の伸びが期待できないなどの歳入面での問題と同時に、今まで公共施設の補修が適切に行われてこなかった付け(各施設で雨漏りが発生していることや道路の損傷など)が出てきているなど、歳出面では各課からの要望が多く、厳しい予算編成になりそうです。