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蕨戸田衛生センター組合議会報告(志村しげる・鈴木さとし)

 蕨戸田衛生センター組合議会が2月20日と28日に開かれ、2008年度予算等を審議しました。
 現在、衛生センター組合は焼却炉の延命化(建て替えは莫大なお金がかかるので、補修をして15年程度持たせる)工事をしており、08年度はコンピューターの取り替え工事が行われます。そのため、09年2月8日から21日までの2週間は焼却炉を完全に止めての工事となるので、2月15日から21日までの1週間はゴミ収集をストップせざるを得ないとの説明でした。市民には、近くなったら周知徹底を図るとのことです。
 新規事業としては、09年度にリサイクルフラワーセンターを旧埋め立て跡地に設置する計画があり、その準備として08年度は設置予定地の調査等を行います。リサイクルフラワーセンター計画とは、生ゴミを堆肥として使用し年間8万鉢の花を育て、蕨・戸田両市の町会や小中学校等に配布し、余れば市民に安く売却するというものです。障害者の雇用の場になるとも説明していました。
 収入面では、資源ゴミの売却単価が上がっているので、回収資源売払金を多く見積もった(約1億4千7百万円の収入見込み。07年度当初予算より約2千万円増)ということであり、分別収集を徹底すれば、焼却費用が少なくて済むだけでなく、収入面でも貢献していることが分かります。
 採決では、全議案が全会一致で可決されました。