小・中学校で一斉に入学式
小・中学校で一斉に入学式
新入学児童・生徒数はほぼ横ばい
小3以上でも35人学級を!
蕨市内の小・中学校の入学式が4月8日、一斉に行われました。あいにくの雨と風で参加者はたいへんでしたが、式典での児童生徒の態度はどの学校でもりっぱだったということです。
小学校7校の新入学児童数は514名で、昨年より6名減でした。中学校3校の新入学生徒は465名で、昨年より5名増でした。
1クラスの児童・生徒数の上限は、小学校1・2年生が35人、中学校1年生が38人、それ以外は40人のため、西小の4学年は2クラスが40人であり、早く35人学級を実現してもらいたいという声が強くあります。
日本共産党は一貫して少人数学級の実現を国・県・市に求めてきましたし、教師や保護者と力を合わせて署名活動などを行い、小学校1・2年と中学校1年の少人数学級を実現してきました。引き続き、少人数学級を広げるため努力してまいります。しかし、市議会の一部の議員と蕨市教育委員会は少人数学級より少人数指導(クラスを分けるのでなく複数の教師で指導する)のほうが大事だと主張したこともありました。まだその考えが残っているとすれば、考えを改めてもらいたいものです。
頼高英雄市長は小学校全学年での35人学級実現を選挙公約に掲げましたので、教育委員会も積極的に取り組むことを期待します。