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自治体当局とともに運動を起こそう - 県社保協が地域集会

県社保協は4月25日に浦和の埼玉教育会館で、08キャラバン地域集会を開き、蕨・さいたま・川口・鳩ヶ谷・新座などの関係者が出席しました。

今年のキャラバンは、@「後期高齢者医療制度」に関する情勢が流動的であること。A高齢者をはじめ厳しさを増している生活実態。B国と地方の行政施策のありようが問われていること、に特徴があり、この点に重点を置くことを確認。自治体当局を責めるだけでなく、国の悪い部分を自治体とともに改善させていく重要性が指摘されました。蕨から、社会保障をよくする蕨の会の石川会長と、日本共産党の梶原市議が参加しました。

県社保協事務局からの報告をうけ参加者が交流。県福祉保育労の代表は、保育園の定員弾力化が保育の質の低下をまねいていると報告。川口生健会から、川口市では国保の資格証が3千7百件から460件に激減し、運動の成果であると、述べました。梶原市議は、4月から資格証発行はゼロとなったこと、非正規職員の賃金状況、生活保護行政など、蕨市の現状を紹介しました。

石川会長は、「資料集(1部3百円)を元に、蕨市への要請で何を重視するか、5月20日の市代表者会議で検討するので、蕨のみなさんに多く参加してほしい」と話しています。