あったか市政誕生一周年 熱気あふれる報告集会
昨年の市長選挙からちょうど一年となる6月3日、フレッシュみんなの会主催の「あったか市政誕生一周年報告集会」が行われました。あいにくの雨でしたが、会場いっぱいの参加者で、会場は熱気にあふれていました。
報告に立った頼高市長は、昨年6月のブログに「初登庁から2日目ですが、もう一ヶ月以上も経ったような気がします」と書いていたことなどを紹介しながら、就任のあいさつで表明した基本姿勢を貫いてきたことなどが語られました。この一年を振り返って、こども医療費無料制度の拡充などマニフェストの実施に向けた大きな一歩を示せたこと、市政検証委員会の報告が発表され市政の課題がはっきりしたこと、蕨駅へのエレベーター設置を求める運動に見られたように、市政の主役は市民であり市民が政治や行政を変えられることを実感できたことなどが述べられました。
さらに、今後の課題として、厳しい財政状況や市民からの問い合わせが相次ぐ後期高齢者医療制度、大型開発の見直しの方向などについても率直な思いなど語られました。また、さまざまな立場で市政・まちづくりに参加してほしいと市民に呼びかけました。
会場からは、自身の子育ての体験から頼高市長の政策に期待するという発言、蕨駅のエレベーター設置に向けて運動を続け世論を大きく動かしてきた経験を報告する発言、社会保障の充実を求める立場からの発言、議会の反応や変化についての発言、前向きな頼高市長の姿勢を大いに評価する発言がされました。
参加者は、市民要求の実現や市政の改革が進んでいること、また、市民の運動が市政を動かしていることに確信を深めていました。