核兵器廃絶・戦争のない世界を訴え
08年国民平和大行進に95名が参加
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市内を元気よく行進する平和大行進の参加者 |
1958年に始まり今年50周年を迎えた2008年国民平和大行進が、7月20日に蕨市内で取り組まれました。今年は、5月6日に北海・礼文島と東京・夢の島をスタートし、8月の原水爆禁止世界大会にむけて、全国で実施され、埼玉県においては、6月29日に東西2コースに分けて新座市と狭山市から出発し、全自治体70市町村を繋いで行進し、21日に東京へ引き継がれました。
この日は大変暑い中でしたが、子どもから年配の方まで平和を願う幅広い世代、10団体から95名が参加しました。
蕨市役所の出発式では、開会に炭谷巴之助わらび原水協会長が挨拶を行い、悌煢p雄蕨市長も激励に駆けつけ、「核兵器廃絶の願いを、草の根からのみなさんの運動でさらに広げていただきたい」と歓迎の挨拶をしました。また、全国通し行進者の小田正さん(新潟原水協)から「76日目になりました。市長の言葉に励まされました。あと5日、上野まで地域のみなさんと一緒に頑張って歩きたい」と挨拶しました。最後に、原水爆禁止世界大会・広島に参加が決まっている5名の代表の紹介がありました。
蕨市役所から錦町・北町を通って蕨駅前に向かう約3・6qのコースを「核兵器のない世界をつくろう」「憲法を守れ」「ノーモア被爆者」とシュプレヒコールをあげながら行進をしました。沿道からは「頑張って」との声援も寄せられました。日本共産党蕨市議団全員が最後まで行進に参加しました。
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頼高市長と平和問題で交渉する実行委員会 |
平和大行進に先だって、7月18日(金)には、実行委員会では蕨市に対して協力要請の申し入れを行いました。主な要請内容は、@慰霊鐘つき祭に出席下さい。A平和都市宣言塔を蕨駅前に設置して下さい。Bパネルを購入し、原爆展を実施して下さい。など8点の要請項目でした。実行委員会からは、10団体10名が参加し、市当局からは頼高蕨市長、総務課職員2名が参加しました。参加者からの思いに対し、頼高市長は「鐘つき祭には出席をしたい。宣言塔については、市民からの運動や提案で、もっと盛り上げてほしい。パネルについては、新しいものがでたと聞いたので、努力したい。」との回答がされました。また、募金とペナント署名にも応じていただきました。
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