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後期医療廃止、少人数学級の実施を求め
政府に対し予算要求行動

厚生労働省に要望書を手渡すあやべ澄子衆院比例予定候補
厚生労働省に要望書を手渡す
あやべ澄子衆院比例予定候補
 日本共産党埼玉県委員会は、7月29日、2009年度の埼玉にかかわる政府の施策と予算について、厚生労働省など6省庁に要望書を手渡し回答や考えを聞きました。塩川鉄也衆院議員、あやべ澄子、伊藤岳、桜井はる子各衆院比例候補、県議、市町村議員が参加しました。蕨市議団からは、やまわき紀子市議が参加しました。
 厚生労働省に対しては、後期高齢者医療制度の廃止、人材不足が深刻な介護や障害者施設に対し緊急に賃金アップを図ることや医師の増員を求めました。厚労省担当は、介護労働者や施設経営の実態を調査し、適切な介護報酬を定めると回答しました。同居家族のいる家庭へのヘルパー派遣が制限されている実態については、「一律的制限をしないよう市町村に周知徹底する」と述べました。
 農林水産省に対しては、農産物の価格保障・農家の所得保障、燃料や飼料、肥料の高騰に対して農家の負担軽減を求めました。
 文部科学省では、大門みきし参院議員も同席し、交渉。少人数学級の実施については、「財政状況から、検討すら約束できる状況ではない」と回答。学校校舎の耐震診断・補強工事に対する国庫補助の期間延長に対しては、「申請があれば確実につけるので活用してほしい。進捗状況をふまえ延長してもらえるよう働きかける」と述べました。