被爆者と心ひとつに
被爆者連帯・援護わらびの集い開催される
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被爆者の方に募金を手渡す |
原水爆禁止蕨市協議会は、12月6日(土)午後、蕨自治会館において、第28回被爆者連帯・援護わらびの集いを開催しました。
山脇紀子副会長の司会挨拶ですすめられ、はじめに炭谷巴之助会長が「被爆者と心をひとつにして運動をすすめていきましょう。核兵器廃絶を誓い合う会にしたい」と挨拶しました。そして、この一年間6・9行動の際に蕨駅頭で寄せられた被爆者援護のための募金を埼玉県被爆者団体協議会と、蕨市被団協にそれぞれ手渡しされました。「寒い日も暑い日も、毎月継続して集めていただいた募金は大切に使わせていただきます。ありがとうございました」とお礼の言葉がありました。
集いには、被爆者代表として堀田シズヱ県被団協副会長、服部道子蕨市被団協会長が出席され報告しました。堀田さんは、原爆症認定集団訴訟の取り組みや、日本政府の対応について報告がありました。服部さんは、「語り部運動に精をだしている。子どもたちに、幸せや命の大切さを気づいてもらいたい」と述べました。以前よりも被団協が呼ばれて学校で話す機会が激減している中で、教育の場において原爆を教えなくなってきていることが話されました。
その後、9団体から16名の参加者が自己紹介と共に平和への思いを語り被爆者の方と交流しました。
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