index
地震災害にそなえよう - 番地ごとの建物被害想定も - 地震ハザードマップ説明会

画像
1月25日北町公民館で、蕨市地震ハザードマップ案住民説明会が行なわれました。昨年12月に市内5地区で行なわれたハザードマップワークショップにもとづき、マップ案がつくられています。説明会では、この案を住民自らが練り上げ、3月末に完成させるマップに反映させることを目的に開催されました。説明会に先立ち頼高市長があいさつしました。

蕨市地震ハザードマップは、マグニチュード7・3の東京湾北部地震が起きたと想定し(埼玉県の想定と同じ)蕨市の東部は震度6強、西部は震度6弱が予想されます。マップは3種。震度分布を示す「ゆれやすさマップ」、液状化危険度を示す「液状化マップ」、地域の危険度を示す「建物被害状況の分布」があります。特に人命に関わる「建物被害状況の分布」は、建物倒壊度10%未満、10%から20%、20%から30%、30%以上の分布を示します。おおむね丁目・番地ごとに分布が示され、木造住宅密集地で危険度が高いことがマップを見るとわかります。蕨市は古い木造住宅が多いことが特徴で、全体として危険度が高い現実があります。このマップを活用し、いざというときに何をすべきか、事前に何をしておくべきか、などを各家庭・地域で検討することが求められます。

地震ハザードマップは4月1日、広報蕨ともに全戸配布されます。説明会には日本共産党の梶原秀明市議など4人の市議も出席しました。