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気仙沼市立病院の運営について視察
市議団視察報告A

日本共産党蕨市議団は、3月27日に宮城県気仙沼市を訪れました。
気仙沼市は、面積226kuに人口が6万5千人の市です。気仙沼市立病院は、病床数451床17診療科目がある大きな病院でした。入院患者は1日平均401人、病床利用率も89.8%と高く、救急車も100%受け入れをしているとのことでした。外来患者も1日平均1328人になり、当日も待合室に人があふれている様子を見ました。医業収支は96・3%と県内3番目に高いことを誇りに、地域にはなくてはならない病院として質の高い医療を行っていきたいが、やはり医師確保の問題には悩んでいるとこでした。また、視察に行きずいぶん古い病棟が残っていることがわかりましたが、旧耐震基準の病棟が8割も残されており、今後は、新病院建設計画を立てていくとのことでした。平成18年に合併して一部事務組合から議会で病院経営が審議されるようになり、市民にも市立病院についての問題が明らかになり、議会でも市民病院を守っていこうと新病院建設にむけた特別委員会を設置し、議員も自治体病院の問題については大変勉強しているとこでした。
蕨市立病院と比べ規模が大きく、地域的にも違いはありますが、国の問題として医師確保には同じ悩みがあるのだとわかりました。しかし、新聞に連載をしたり、医師も市民対象の健康講座に積極的に参加していくという姿勢には、地域にはなくてはならない人気がある病院として位置づいているのだと思いました。
志村茂団長は錦町区画整理審議会に出席するため帰蕨しました。