くらしと仕事に役立つ蕨市の制度・施策の紹介(1)
小規模修理・修繕登録制度
この4月から、工事費の上限額が五十万円から百万円に拡大しました。これは、市内事業者の受注機会の拡大を目的とするもので、蕨市の指名入札参加資格のない事業者へ、蕨市が発注する小規模な修理、修繕の随意契約を行うものです。日本共産党は議会の一般質問でも制度の拡充をたびたび求めてきました。12月議会の一般質問で、登録事業者は07年度で9件であること。07年度の実績は995万円であったと答えています。07年度は上限額50万円での実績であることから、上限が百万円に上がったことで、市内中小事業者への発注がいっそう増えることが期待できます。課題は、登録事業者数は9社と少ないことです。積極的な登録を呼びかけます。
中小企業融資への利子補給
中小事業者の経営環境が厳しいことから、蕨市は緊急支援策として、09年度に限り中小事業者の借り入れ金利を市が全額補助します。対象者は、09年4月以降に、@蕨市小口事業資金融資、または、A蕨市中小企業経営合理化資金融資を新規に受けた方です。融資限度額は、@は1250万円、Aは運転資金が2千万円、設備資金が4千万円。4月現在の利率は1・6%であり、たとえば2千万円を借り入れた場合、初年度32万円を補助します。