くらしと仕事に役立つ蕨市の制度・施策の紹介(2)
多重債務相談
最近の厳しい不況の中、生活困窮などの困難に直面している市民が増えていることから、新年度4月から多重債務相談を実施しています。この種の相談は従来、法律相談や、消費生活相談から専門相談につなぐなどの対応でしたが、新年度から専門相談として行います。第1・第3月曜日に、市役所1階の市民活動推進室で行っています(5月は連休のため、第2・第3月曜)。予約を事前に入れてください(相談無料。連絡先・433‐7745)。日本共産党市議団でも相談を受け付けています。多くの多重債務者が、返す必要のない高い利息で返済をせまられて苦しんでいます。解決できない借金はありません。一人で悩まないで相談しましょう。
家賃補助制度
これは新年度新規施策ではありませんが、制度を知らない市民もあるのでお知らせします。
住宅に困窮している高齢者、重度障害者、ひとり親家庭の住居費を補助する制度で、次の条件の人が受けられます。@世帯全員が市民税非課税であり、A月額家賃1万円以上6万円以下の民間賃貸住宅に住んでいる。B70歳以上のひとり暮らしか、配偶者の一方が70歳以上の夫婦世帯。または、身体障害1・2級または療育手帳マルA・Aの人がいる世帯。または、ひとり親家庭。
月額家賃3万円未満の場合6千円、3万円以上では1万円を補助します。なお、住宅を借りる際、保証会社の債務保証制度を利用した場合、初回のみ保証料の2分の1(上限3万円)を助成します。