全地区で市長タウンミーティング終わる - 蕨市予算について活発に意見出される - 参加者は約280人
4月11日から行われていた市長タウンミーティングが、18日に南町と塚越、19日に北町でそれぞれ行われ終了しました。参加者数は、南町(南公民館)40人余、塚越(東公民館)80人弱、北町(北町公民館)50人余でした。
いずれの会場でも、頼高英雄市長が冒頭1時間ほど報告。新年度予算の4つの基本方針、@職員の知恵と力を尽くし地域力に依拠すること、A深刻な不況から市民のくらしと営業を守ること、Bマニフェストと市民要望の着実な前進、C市政50周年事業の成功、に沿って、3月市議会終了後のトピックスも含めて話しました。
南町の会場では、緑川人道橋の修繕、公共施設の維持管理、西口再開発の見直し、JRビルテック社宅建設問題、などの質問がありました。塚越では、集合住宅への耐震化補助、駅東口の自転車駐輪対策、定額給付金の説明が戸田市と比べて分かりやすい、市民公園をもっときれいに、などの希望や感想が出されました。北町では、保健センターのメタボ解消の指導が適格であること、なんでも鑑定団、プレミアム商品券、市民体育館の予約が取りにくい、市の広報を駅にも置いてほしいなどの意見が出され、いずれの会場でも市長は、その場から改善の指示を出すなどしました。
新生会ニュースへの質問にも答える
タウンミーティングでは、新生会ニュースの記事について、共通して質問がありました。この記事は新生会ニュース第4号(4月6日発行)に掲載されたもの。4面で「これってあったか市政?」と題し、蕨戸田衛生センター事務局長と蕨市消防長の人事にふれ、市長の施策をねじまげようとの意図が感じられるものです。
市長は質問に次のように答えました。衛生センターは現在、延命化工事など重要課題をかかえていて、制度(条例)に基づき事務局長の定年延長をしたこと。現消防長は前市長の時代から危機管理監の職にあり、消防長としてもふさわしい人材である。危機発生時の陣頭指揮は、消防署長と副署長がとることになっていて、全く問題がない。いずれも適材適所で人件費抑制にも配慮した適正な人事である、と答えました。
新生会の記事は、根拠なく人事に言及しており、責任ある立場の議会会派が出す記事としてはお粗末です。
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