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市長タウンミーティング始まる

市長タウンミーティング始まる
―参加者から活発な意見・要望―

 4月11日から、「平成21年度の施策・予算について」をテーマにした市長タウンミーティングが始まりました。11日は中央公民館(午前)と西公民館(午後)で行われ、それぞれ約50人の参加者がありました。最初に頼高市長が1時間近く話した後、参加者が質問や要望・意見を述べました。
 市長は、21年度の予算について3つの柱で話しました。第一は、くらし・中小企業を守る施策で、無利子融資、公共事業の分割発注、国保税の値上げをしない、介護保険料の引き下げ等について。第二は、マニフェストと市民要求実現についてで、校舎の耐震化、防犯灯の増設、錦町区画整理の推進、子ども医療費無料化の拡大、商店街への助成等についてと、市の借金を減らし、財政の健全化に努めていること。第三は、市政施行50周年記念事業についてで、藤まつり、わらびチャレンジデー、何でも鑑定団等について説明しました。
 中央公民館では参加者から、蕨駅へのエレベーター設置や駅西口トイレの無料化など今年度行われる施策を歓迎する発言や、市民の声を具体的に市政に生かしている姿勢を歓迎する発言、市立病院の改善に係る発言が行われたほか、切実な要望や意見も出されました。中央第一区画整理の権利者は「すでに長い間(建築規制の)網がかかったまま引っ張られてきた。見直しについては期待と不安でいっぱい。早く詳細を説明してほしい」との発言。十度の障害のある方からは重度障がい者医療費の窓口払い廃止を歓迎しつつも、70歳以上は現行通りとなることの問題点が述べられました。頼高市長はそうした意見に、今後の検討も含めて回答しました。
 西公民館では、「地域安全功労者の表彰について19年度は連絡があったので推薦出来たが、20年度は連絡がなかった。連絡がほしい」「側溝清掃の年次計画はあるのか。市にお願いに行かなければやってくれないのか」「古紙の横取りを防ぐことを考えてもらいたい」「堂山の隣の空き地の看板は、野球はだめ、サッカーはだめと書いてあるが、禁止だけ書くのではなく、何がやれるのかを書く視点も大事だ」等が出されました。
市長は丁寧に答えましたが、不十分なものについては市のホームページに載せるので、それを見てもらいたいとのことでした。