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わらび駅前派遣村に12人の相談 - 「救われた人がいてよかった」

日本共産党蕨市議団と蕨市生活と健康を守る会(生健会)は、11日午後蕨駅西口で、こまりごと相談会を共同開催、2時間で12人の相談がありました。

登録型派遣の仕事が、ひと月に数日しかなくなり、家賃の滞納で今月中に追い出される、電気は今日止められるという50代男性は、志村市議が同行して生活保護を申請。電気代と当面の生活費を借りることができました。40代の男性は、運送会社で自己都合退職を強要されている、法律上はどうなのかと相談。梶原市議が、解雇4要件などを示し、やめる意思はないことを会社に伝えることを助言。それでも解雇しようとしたら労働組合に加入して、会社と交渉することをすすめ、埼労連(埼玉県労働組合連合)を紹介しました。80代の男性は交通事故にあったが後遺症の治療費が補償されてないと相談。診断書など資料をととのえ、相手方・保険会社と、改めて交渉するよう山脇市議が助言しました。70代の身体障害の妻がある80代男性は、夫婦の今後が心配と相談。社会保険労務士の柳澤美枝子氏が、地域包括支援センターの役割や成年後見制度などを説明しました。

他に、収入減などによる生活困窮2人、病気の心配2人、夫の収入減を補うために仕事を探すが採用されないとの心配2人、債務整理、ネットカフェに住む人、各1人の内容でした。相談には、蕨生健会の浅名会長、県生活と健康を守る会連合会の高藤事務局長も応じました。当日は、準備・宣伝に22人のボランティアが参加しました。

相談会を準備した蕨生健会の栗原さんは、「たくさん相談がありびっくりした。実際に救われた人がいてよかった。次回はもっと大きく実施したい」と話しています。相談会終了後も党議員団に相談がきています。