平和のための軍事入門
わらび9条の会講演会
6月27日(土)、市民会館101室において、わらび9条の会の講演会が開かれ60名の市民が参加しました。日本共産党蕨市議団からは志村、山脇、鈴木各市議が参加しました。
来賓として頼高英雄市長から挨拶があり、その後わらび9条の会の経過報告や訴えが行われました。
つぎに、「護憲派のための軍事講座パート2〜田母神問題・ソマリア派兵・ミサイル騒動からわかる自衛隊の危険な現状」と題して、山田朗先生(明治大学教授)による講演が行われました。山田先生は平和のための軍事問題研究の第一人者で、わらび9条の会では2年前に引き続いての講演会となりました。山田先生は、「田母神論文」を徹底検証し、その危険性の本質について、護衛艦ソマリア派兵の問題点やミサイル騒動から見えてくる自衛隊の変容・変質について詳しくお話されました。最後に、名古屋高裁でのイラク派兵違憲判決についてふれ、平和的生存権を活用して市民が運動を広げていくこと、憲法9条をもつ日本がアジアにおける軍拡の連鎖を断ち切る努力をすることの重要性を強調されました。
会場参加者から「北朝鮮の動きについて」の質問が出され、わかりやすく答えました。