「思い切って相談して本当によかった」- 蕨地域なんでも相談会に相談者多数
9月17日(木)、蕨駅西口で「反貧困 蕨地域なんでも相談会」が開催されました。主催は市内の市民団体や労働組合、日本共産党市議団などでつくる同相談会実行員会。午後3時から6時までの3時間という長丁場でしたが、各団体からの相談員やボランティアなど32人のスタッフが参加し運営されました。
蕨駅西口を通行する人たちの関心は高く、開催を知らせるチラシは、当初用意した5百枚があっという間になくなり追加が必要に。相談も予定時刻になる前から申し込みがされる状況でした。
寄せられた相談の内容は、「生活が苦しい」「仕事がない」「将来が不安」など生活にかかわることが最も多く、他にも、雇用保険など労働にかかわること、金銭貸借など法律にかかわること、市政に対する要望や意見など幅広い内容でした。相談員は、一人一人の話を真剣に聞き、アドバイスをしたり、法律事務所に連絡を取るなどの対応をしました。「医療費がかさんで生活が大変」という相談者には、その場から市役所に梶原市議が同行。その日のうちに、制度を利用して医療費を軽減する手立てをとることができました。それぞれの相談者からは「思い切って相談してよかった」「家族にも話せずに悩んでいた」「話を聞いてもらえただけで安心した」などの感謝の言葉も寄せられました。志村・鈴木両市議も相談員として参加しました。
この日の相談者は、野外での相談会にもかかわらず17人。また、翌日にもチラシをもらったという2人から相談が寄せられました。同実行委員会では、今後も開催していく方針です。
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