環境審議会行われる
蕨市環境審議会が10月29日に行われました。
初めに、平成20年度蕨市環境白書をもとに蕨市の環境状況についての報告が行われ、大気汚染や水質汚濁などの調査では良好な数値で推移していること、騒音は国道17号付近の夜間で環境基準を超えているものの要請限度まではいっていないこと、クリーン蕨への参加が毎年8千人程度と高い水準を保っていることなどが紹介されました。
続いて、来年3〜5月頃の開園が予定されているリサイクルフラワーセンターについて、市民が分別した生ごみを「センター」でたい肥化し花苗を育成すること、障がい者や高齢者の雇用促進にもつながること、花苗は様々な利用が検討されていることなどの事業計画が報告されました。また、生ごみの分別・保管について市民に協力をお願いする前に市職員自ら体験していることも語られました。
その後、各委員からは、公害にかかわる調査・苦情の詳細や家電リサイクル法の指定品目についてなどの質問が出された他、古紙の持ち去り被害をなくすため町会でも対策をとっていることも紹介され、市の協力を求める発言、積極的な発言がされました。