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国保財政についての審議を開始 - 国保運協報告 市会議員 かじわら秀明

11月19日、蕨市国民健康保険運営協議会(大熊愼一会長)が市役所内で行われました。臨時会として開かれた今回は、「今後の蕨市国民健康保険財政のあり方」として、国保財政の歳出について審議しました。8月の定例協議会で、頼高市長から「国保財政のあり方について、協議会として一定の方向性を出していただきたい」と諮問されたことを受けての協議です。

事務局から、保険給付費と保健事業の最近5年間の状況が説明され、これらにもとづき自由討議。出席した委員9人全員が発言しました。蕨市の医療費は県内他市に比べて5ヵ年での伸び率は低く、市の保健事業が効果を上げているとの見解や、特定健診受診率が県内でも高いこと、健康まつりなども盛況で、市民の健康への関心が高いことなどが、意見交換されました。インフルエンザ対策やジェネリック医薬品の功罪についての意見もありました。

今後の審議について事務局から、来年2月に歳入についての審議、その後臨時会を1、2回行い、秋までにまとめたいと提案があり、委員から異論は出ませんでした。