客引き行為の取締り・交通安全対策を警察に要望 - 党市議団
鈴木智・梶原秀明両市議は11月20日、蕨駅東口の客引き行為の取り締まり強化と、北町5丁目の交通安全対策を求めるため、蕨警察署長へ申し入れを行いました。北町在住の市民一人も同席。警察側は、江原生活安全課長と久我交通課規制係長が応対しました。
蕨駅東口側の、蕨・川口市境では、毎夜、客引き行為を行う男女がたむろして、日本共産党市議団に市民から改善要望が寄せられていました。両市議は、18日夜10時から11時まで現地を見回り、8人ほどの客引きを確認しています。江原課長は、「県条例と風俗営業法により対処している。東口交番にも巡回を命じている。改めて対応を強めたい」と答えました。
交通安全対策では、北町5丁目で11月4日に発生した乗用車同士の交通事故を例に、いっそうの対策を要望。梶原市議は、一灯式信号が目立たないこと、道幅が広く優先関係がわかりにくいことなど、事故現場の様子を伝えました。久我係長は「信号機変更の予算要望をしたい。他にもできることを考えたい」と答えました。
警察への要望の後、市議団は、市の安全安心推進課長に会い、警察への申し入れ内容を伝え、市の対策も求めました。
警察署への申入れ(全文)
蕨警察署長
2009年11月20日 蕨市議会議員 鈴木智・梶原秀明
日頃、市民の安全を保持する活動に昼夜分かたずご苦労されていることに敬意を表します。
さて、このほど、蕨市民から、蕨市内と蕨駅周辺の安心・安全確保のために、以下のような要望が多数寄せられているため、改善方をお願いするものです。
要望事項
1、 蕨駅東口の客引きへの取締りを強化していただきたい。
2、 蕨市内の交通安全対策をいっそう強化していただきたい。とりわけ蕨市北町5丁目、6・7・8・11番地交差点では、今月上旬に乗用車同士の衝突事故があり、数日前にも事故があったとのこと。点滅式信号が設置されているが、それにとどまらず、いっそうの安全対策を講じていただきたい。
要望の趣旨
1、 蕨駅東口には、最近、風俗営業、ないしはそれに類する営業をする店が増え、夜間、日本人男性と外国人女性などによる客引きには、目に余るものがあります。会社帰りの市民や、近隣で飲食店を経営する市民から、多くの苦情が寄せられていますので、改善を求めるものです。
2、 上記の蕨市北町の事故多発交差点には、2年ほど前、安全対策として、点滅式信号が設置されました。その他に、蕨市によって、「止まれ」の道路塗装がされています。しかし、市道の幅員が広いために、市道側が優先道路であると勘違いをするドライバーが多いものと考えられます。赤点滅の信号も、比較的高い場所に設置されているため、見落とすドライバーもいるのではないかと推測されます。蕨警察署におかれては、蕨市に協力も要請していただき、この場所の目立つところに「止まれ」標識を設置することや、信号機をいっそう目立たせる工夫など、さらなる安全対策を要望します。
以上
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