被爆者と心ひとつに
第29回被爆者連帯・援護わらびの集い開催される
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被爆者の方に募金を手渡す |
原水爆禁止蕨市協議会は、12月12日(土)午後、蕨自治会館において、第29回被爆者連帯・援護わらびの集いを開催しました。
山脇紀子副会長の司会挨拶ですすめられ、はじめに炭谷巴之助会長が「29年前に被爆者と心をひとつにして運動をすすめていこうとはじめた。核兵器廃絶を誓い合う会にしたい」と挨拶しました。そして、この1年間13回の6・9行動の際に蕨駅頭で寄せられた被爆者援護のための募金を埼玉県被爆者団体協議会と、蕨市被団協へと手渡しされました。
集いには、被爆者代表として田中照巳日本被爆者団体協議会事務局長が出席しました。田中氏は、原爆症認定集団訴訟の取り組みや経過、法改正をさせるまでの経過、そして今後の核廃絶にむけた運動について報告がありました。
その後、8団体から14名の参加者が自己紹介と共に平和への思いや運動について語り被爆者と交流しました。
集いの前には、わらび原水協が総会が開かれ、経過報告を山脇副会長が行い、会計報告を佐藤理事から行われました。質義や意見交換が行われた後に承認されました。新年度の行動方針では、2010年5月のNPT再検討会議に向けて国際署名「核兵器のない平和な世界を」署名を推進すること、「蕨市平和都市宣言塔」設置のために運動をすすめていくこと、一連の平和行動を成功させることなどが確認されました。役員は引き続き現年度の役員が継続していくことで確認がされました。
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