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市営駐輪場の利用制限を一部撤廃 - 駅前施設の駐輪対策など協議 - 蕨市自転車対策協議会

蕨市自転車等駐車対策協議会(三国昭会長)が2月15日に市役所内で開催され、日本共産党の梶原秀明市議が委員として出席しました。

協議会は冒頭、頼高英雄市長があいさつ。南町3丁目に昨年12月末自転車保管場所を新設し、駅周辺の放置自転車対策を引き続き進めていること。犯罪の35%を占めている自転車盗を減らす対策を強めていることなどを報告しました。

協議では始めに、駅西口再開発組合の代表が出席し、再開発の第一工区域のすべてを、蕨市として駐輪禁止区域に指定してほしい旨の要望が説明され、各委員が質問をしました。組合代表が退席後に協議が再開し、事務局から、駅前再開発地内のプロムナード部分を、自転車等放置禁止区域に指定したい旨の提案があり、各委員が見解を述べました。再開発地内は、居住棟・公共施設棟部分ともに民有地であり、そこに置かれた自転車等の管理責任を誰がどうはたすのか、論点が多く、委員からは多数の意見・質問が出ました。そのため、事務局で論点整理をして、ビル完成・引渡しの8月までに、再度協議会を開き、決定することとしました。

協議会では他に、@事業報告、A西口第一駐車場(蕨駅から西川口寄りの線路ぎわ)の利用制限距離について、B西口陸橋下駐車場の追加募集が議題となり、いずれも事務局説明が承認されました。Aは日本共産党が再三求めてきたもの(最近では昨年12月議会、鈴木議員が一般質問)。10月・11月の募集締め切り後に空きがあれば、駅から900m以内に住む市民へも駐車場の利用許可をします。(ただし利用は翌年11月末まで)。4月の入学・就職・異動期の市民ニーズに合わせ、駐輪場の利用率向上に寄与します。

再開発地内の公共公益施設(公民館・文化ホール・保育園)の自転車駐車場のあり方については、この3月議会でも議論となりそうです。