市内小中学校で入学式 〜市独自の35人程度学級がスタート〜
4月8日、満開の桜が咲く中、蕨市内の小中学校の入学式が一斉に行われました。期待に胸を膨らませながらも緊張した面持ちの新入生に対し、在校生からは歓迎の言葉や音楽がおくられるなど、各校の入学式は温かい雰囲気の中で盛大に行われました。
今年の新入生は小学校が7校合計で512人、中学校3校では508人です。
1クラスの人数は全国的には40人が上限ですが、埼玉県の制度により小学1・2年生は35人、中学1年生は38人が上限となります。さらに、今年度からは、長年にわたる保護者などの運動が実を結び、小学校3・4年生で蕨市独自の35人程度学級がスタートします。日本共産党市議団は一貫して市民の運動を応援し、議会で実現を求めてきました。
今年度、対象となるのは西小4年生、北小3年生、中央東小3年生、塚越小4年生です。北小は、当初は予定されていませんでしたが、基準とされる12月10日以降の児童数の変動により1クラスが35人を超える状況となったため、新たに対象となったものです。教育委員会からは、当初より児童数の新たな変動があった場合の対応について検討してきたこと、今年度にむけた蕨市独自の教員採用で一定数以上の合格者が確保できたために可能と判断して実施したことなどが、議会各会派に説明されています。
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