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ニューヨークでNPT再検討会議はじまる
わらび原水協から5760筆がNYへ

若者が国際署名をしていく姿がめだった第447回の6・9行動
若者が国際署名をしていく姿がめだった
第447回の6・9行動
 5月3日、世界中の国ぐにがニューヨークの国連本部に集まって、核兵器問題の会議(NPT再検討会議)を開きました。会議で問われるのは10年前に核保有5ヶ国政府が受け入れた核兵器廃絶の約束の実行です。ニューヨークに世界中から大勢の人々が集まり、「核兵器のない世界のための国政行動デー」(5月2日)の大デモンストレーションがとりくまれました。日本からは広島・長崎市長や被爆者とともに、日本原水協の代表1500人内、埼玉から61人が参加し、これまでみなさんから寄せられた「核兵器のない世界を」国際署名を会議議長に提出しました。2日には代表団が市内4ヶ所で署名行動を行いました。午後には、マンハッタンを南北に貫く目抜き通りの2車線を使った集会には1万人が集まり、国連本部前のハマショルド広場までデモ行進をし、終結集会では長崎の被爆者が被爆体験を語りました。

 NPT再検討会議が開かれてる間は国際署名を集め続けようと、原水爆禁止蕨市協議会は、5月6日(木)夕方、蕨駅西口で第447回目となる6・9行動を行いました。
 「日本は世界でただ一つ原爆の悲惨さを体験しています。いまも広島と長崎の被爆者は、NYへ行って、核兵器の廃絶を訴えています。日本の市民が被爆者とともに声を上げるときです。核兵器の全面禁止の協議を求めていきましょう」と日本共産党の山脇紀子市議がマイクで訴え、「核兵器のない世界を」の国際著名への協力を呼びかけました。この日の行動には、7団9名が参加し、署名が27筆、募金560円が集まりました。国際署名は全国で648万筆に達し、蕨市の目標は5200筆でしたが、原水協に加盟する構成団体での取り組みやこれまでの6・9行動での署名数を合わせ5716筆となりました。5月いっぱいは、NPT再検討会議に向けて最後まで国際署名に取り組みます。
 
 次回は、6月9日(水)午後5時45分から蕨駅西口で行います。わらび原水協の炭谷巴之助会長は行動の最後に、「署名行動しやすい時期になってきましたので、団体から多くの参加ご協力をお願いします」と述べました。