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中央第一地区のまちづくり - より具体的な計画策定へ - 7月からブロック別に意見交換会

6月29日、第3回目となる中央第一地区まちづくり整備計画定懇談会が行われました。(1回目は昨年6月、2回目は昨年10月)

はじめに悌燻s長があいさつし、「長年協力していただいたうえで見直しというのは申し訳ないが、(前市長時代からの)従前の計画は不可能。見直しの方向しかない。時間をかければ、それだけ権利制限を長引かせるので、なるべく早く進めたい。」などとあいさつ。また、懇談会の斉藤会長は、「市街地と商店街では相反する問題もある。そうした中で(見直しを)前に進めようとする努力を評価するとともに、委員各位には忌憚のない意見を出して議論していただきたい」とあいさつしました。

今回の議題は、@2月に行われたブロック別住民説明会の質疑・応答・意見について、A7月から9月までの予定で行われるより小さな単位でのブロック別意見交換会への資料についての2件。それぞれの資料は現在、蕨市のホームページでみることができます。

この日の会議では、特にAの議題について、住民の納得状況についての質問、地区計画という手法では一体的なまちづくりが難しいのではないかという意見、銀行からの借り入れや生活再建のための相談も市が受けてくれるようにしてほしいとの要望など、様々な角度からの発言がありました。また、市の担当者からは、拡幅する土地を買収することなどで全体を促進していきたい、など、それぞれの発言に丁寧な回答がされました。

なお、ブロック別意見交換会は、通りや路地ごとにブロックに分け、7月27日から9月12日の期間内で行われます。この意見交換を通して、今後の計画策定が具体的に進むことが期待されます。