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大水害に備えての演習おこなわれる - 荒川水害予防組合

荒川左岸水害予防組合(蕨市・戸田市・川口市で構成、頼高英雄蕨市長が管理者)は、17日に市民会館で、水防演習を行いました。主催者を代表して頼高市長があいさつ。「西日本の大雨で大きな被害が起きているときの演習となった。ハード・ソフト両面からの防災対策が大事」と述べました。

演習では、国土交通省・荒川上流河川事務所の三橋所長が講演。江戸時代から近代までの荒川治水の考え方を紹介し、現在の国の対策について、堤防築造、高規格堤防、防災ステーションの目的、さらには、山ダムに対して平ダムといわれる彩湖(戸田市)の役割などを説明しました。そして、6日に一般公開が始まった、集中豪雨をリアルタイムで情報発信するXバンドレーダーの紹介もしました。

講演につづいて、ビデオ「東京大水害」を上映。荒川が北千住付近で決壊したと想定し、国民の暮らしがどのような打撃を受けるか、啓発する内容でした。

演習には日本共産党から、志村・鈴木・梶原各市議が出席。町会や自主防災会、3市の消防関係者多数が参加しました。