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原水爆禁止世界大会に蕨市から鈴木市議等が参加

原水爆禁止2010年世界大会・広島に蕨市から鈴木市議等が参加

 原水爆禁止2010年世界大会が8月2日から9日に行われ、蕨の代表団(構成は既報)は広島大会(4〜6日)に参加しました。
 今年の世界大会は、「核抑止」政策に固執する国々などの障害が引き続き存在する一方で、5月に行われた核不拡散条約再検討会議での成果など、世界に広がる「核兵器廃絶」の世論と運動が国際政治に新たな変化を生み出している中で開催されました。7400人が参加した4日の開会総会での主催者報告は「核兵器廃絶はもはや押しとどめることのできない流れ」「地球規模の草の根の運動が国際政治を動かしている確信を胸に、今こそ廃絶に向けて立ち上がろう」と呼びかけました。「生きている限り頑張る」と決意を語った坪井・被団協代表委員、非核三原則の法制化・核の傘からの離脱を呼びかけた広島の秋葉市長、駐日メキシコ大使などの挨拶、各国・国内の運動の報告に会場から大きな拍手が寄せられました。
 5日は、フォーラムや各分科会が開催されました。
 6日の閉会総会では国連の潘基文・事務総長や6カ国の元首のメッセージが紹介され、国連のセルジオ・デュアルテ軍縮問題担当上級代表や各国大使などが挨拶。日本共産党の志位和夫委員長も挨拶し「世論と運動が最大の推進力」と運動を励ましました。また、平和行進や各地の運動など元気な発言が続き、最後に、核兵器のない世界の実現に向けての「広島からのよびかけ」を8000人の参加者で採択。長崎大会へ引き継ぎました。