「わらび市民映画まつり」大盛況
去る十月十一日(体育の日)、蕨市民会館・大ホールにおいて第二回わらび市民映画まつりが開催されました。
これは、文化庁の映画支援制度を活用して蕨市民会館、カルチャーショックわらび、蕨市が共催で実現したもの。延べ二千人の映画ファンが会場にあふれ大盛況の映画まつりとなりました。
第2回「わらび市民映画まつり」大盛況!
今年は山崎豊子、松本清張、水上勉の小説を映画化した力作ぞろい。
「張り込み」(野村芳太郎監督)、「黒い画集」(堀川弘通監督)、「白い巨塔」(山本薩夫監督)、「飢餓海峡」(内田吐夢監督)と、どの作品も貧しかった戦後を必死に生きる人々を描いて「時代」を深く刻印した感動作で、上映後は期せずして大きな拍手が巻き起こっていました。
「結局、全部見てしまった。疲れたが満足」「高峰秀子が大好き。懐かしい俳優たちの若々しい姿に胸がいっぱいになった」「来年もぜひ続けてください」・・続々と寄せられる声に応えて石川清実行委員長は「こんなに喜んでいただいて嬉しい。これからも映画を楽しむ機会をつくりたい」と語っています。
主催者を代表して挨拶に立った頼高市長(写真)も会場で映画を鑑賞、市民と交流しました。