社会保障をよくする蕨の会が市と懇談
社会保障をよくする蕨の会が市と懇談
社会保障をよくする蕨の会(石川保会長)は10月19日、6項目の問題で市の担当課と懇談しました。担当者の回答は次の内容でした。
◆国保の一部自己負担の軽減制度を市民にわかりやすく知らせてもらいたい。
【答】ホームページに掲載しているが、今後、PR方法を検討していきたい。国保の小冊子には載せたい。
◆国保の広域化は、国保税が高くなることや、被保険者の声が保険者に届きにくくなるなど問題があるので、広域化に反対してほしい。
【答】被用者保険との統合と広域化はやるべきだと思っているが、今回のような国保だけの広域化は賛成できない。国保に対する国の負担を50%以上にするように要望している。
◆@介護保険の認定では、本人や家族の希望を十分尊重し、実態に即した認定がされるようにしてほしい。A認定調査にあたっての調査員の研修はどうか。
【答】@ハイ、イイエの調査だけではなく、特記事項を詳しく記載する調査になった。A蕨市では、すべての介護事業所にきてもらって、特記事項を踏まえて判断するように研修を行った。
◆就学援助の受給率が小学校で低いが、どのような理由か。保育園卒園予定者などに案内を配れないか。
【答】中学より小学校の方が少ないのは不明。学校説明会で配布している。
◆障がい者福祉で、夜間保護事業(ショートステイ)やリサイクルフラワーセンターの事業などが実施され、利用者に歓迎されているが、職員体制が心配との声もある。実態はどうか。
【答】職員配置は法定よりかなり手厚く配置している。時間帯によっては手薄になることもあるが、長時間ではないので指導に支障をきたすほどではない。すべて正職員でとは思っていない。
◆高齢者の熱中症対策と見守り対策はどうか。
【答】75歳以上の高齢者だけの世帯は把握していたので、全部を民生委員に訪問してもらった。今年からは、75歳以上の人すべてを民生委員が調査してくれる。色んな団体が高齢者を見守る。