被爆者と心をひとつにして
被爆者連帯援護わらびの集い開催される
原水爆禁止蕨市協議会は、12月11日(土)午後、中央公民館において第30回被爆者連帯・援護わらびの集いを開催しました。
山脇副会長の司会ですすめられ、はじめに炭谷会長が「被爆者の心を心として運動を進めていきましょう。蕨でも埼玉でも核廃絶運動のおしすすめる集会としたい」と挨拶されたあと、一年間蕨駅頭などで寄せられた被爆者援護のための募金を埼玉県原爆被害者団体協議会と蕨市被団協の方へそれぞれ手渡されました。「寒い日も暑い日も苦労して駅頭で集めていただいた募金は大切に使わせていただきます」とお礼の言葉がありました。
集いには、吉村県被団協理事、服部蕨市被団協会長が出席され報告がありました。吉村さんは、この間の県被団協の運動を中心に、議会での非核三原則の法制化を求める請願行動などを詳しく報告。服部さんは「被爆死した仲間たちの声に突き動かされ語り部を続けている。依頼があればどこへでも語り部に行きたい。原爆の恐ろしさをわかってもらえたらと思って、命ある限りこれからもあの日の事を伝えていきたい」と述べました。その後、参加者が自己紹介と共に平和への思いや決意を語り被爆者の方と交流しました。
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